9月1日、日本の「スタジオジブリ」は、著名なアニメ監督・宮崎駿監督の引退を宣言した。現在上映中の「風立ちぬ」が最後の作品となるという。監督の引退理由について韓国メディアは、安倍政権の右傾化に失望したためであり、「原発や憲法改正に対する反対発言と関連している」と分析している。「産經新聞」が2日報じた。
宮崎駿監督の作品は韓国で絶大な人気を誇る。韓国SBSテレビは「日本アニメの巨匠」であり、アニメの新しい地平を切り開いたと称賛し、監督引退を惜しんだ。
引退の原因について韓国メディアは、「宮崎駿監督は7月に自民党の憲法改正案を公の場で批判している」、「引退は安倍政権の右傾化に失望したため」と分析している。
報道によると、宮崎駿監督は以前スタジオジブリの雑誌「熱風」7月号で「政府がどさくさに紛れて、思いつきのような方法で憲法を変えるなんてもってのほか」と明言し、憲法第96条を先に改正するのは「詐欺」行為であると言い切ったという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月3日