公安部交通管理局が28日に開催した国慶節連休の交通管理業務テレビ会議によると、今年の国慶節(建国記念日、10月1日)連休での旅行者はのべ4億3000万人を超える見通しで、交通は大きな圧力に直面すると見られる。新華網が伝えた。
関連部門の予測によると、今年の国慶節連休の旅行者は前年同期比約18%増ののべ4億3000万人以上に達する見通しだ。道路交通の客運総量は同約6%増の1日あたりでのべ8500万人に達する。9月30日午後から10月1日が外出のピークで、帰宅のピークは10月6日、7日となる。京津冀(北京・天津・河北省)、長江デルタ、珠江デルタ地区では一部道路で交通渋滞が予想される。
こうした状況に対応し、公安部交通管理局は各地の公安部門に対して連休期間の交通状況の予測や危険な区間・事故多発区間を事前に発表し、連休期間の交通安全に関する事項を発表するよう要求している。客運バスや観光バス、トラック、農村部におけるワンボックスカー、危険品・化学品輸送車などを重点的にモニタリングし、客運バスや観光バスの定員オーバー、運転手の疲労運転、規定車線外のトラックの走行、農村部におけるワンボックスカーの定員オーバーといった違法行為を厳しく取り締まり、農村山間部の道路における交通事故や高速道路、国道などの追突、接触事故を防止する。
各級の交通管理部門幹部は連休の初日と最終日に第一線に立ち、現場を査察し指揮をとる。京津冀、長江デルタ、珠江デルタ等の公安交通管理部門幹部は分担を決め、重点地区や重点道路で初日と最終日の重要な時期を指導する。
公安部交通管理局は目下、実施状況を監督・検査するために多くの業務グループを各地へ派遣し、祝日の交通の安全を確保している。
「人民網日本語版」2013年9月30日