2013年10月25日、中国経済網は記事「金を数える以外に使ったことはない!大学入試から数学は“出て行け”とネットユーザー」を掲載した。
北京市が大学入試に占める英語の点数を引き下げを検討しているが、ネットユーザーからは「むしろ数学が消えるべき」との声が上がっている。中国のソーシャルメディア、新浪微博では「数学は大学入試から出て行くべきか」との設問が用意されたところ、10万人近いネットユーザーが投票した。
うち7万人が「出て行くべき」との回答。難しすぎる数学に“虐待”されたと学生時代を振り返る人もいたほか、足し算・引き算・かけ算・割り算で十分、数学が好きなやつは大学に入ってから勉強すればいいなどの回答が寄せられた。
中国大学入試における数学の難易度の高さは外国人も認めている。北京持続可能な発展教育国際フォーラムでは中国の大学入試問題が公開されたが、それを見た外国人研究者からは難しすぎるのではと指摘された。一方で数学は論理的な思考を養うものであり、必要不可欠だと擁護論を展開する人もいる。
(新華網日本語)