中共中央と国務院はこのほど「出産政策の調整・整備に関する意見」を通達した。「意見」は出産政策調整の重要な意義と全体構想を明確にしたうえで、計画出産という基本国策を堅持し、各取り組みを穏当かつ着実に秩序良く進めるよう指示した。新華社が伝えた。
「意見」は出産政策調整・整備の基本原則として次の点を明確にした。
(1)全体的安定。政策実施過程におけるリスクをコントロール可能なものにし、出産水準に大きな変動が生じないようにする。
(2)都市と農村の統合計画。都市と農村で同時に出産政策を調整・整備し、都市と農村の一体化および協調ある発展を促す。
(3)分類指導。国家の統一指導の下、各地が実情に基づき計画を立てる。
(4)協調ある発展。人口規模、質、構造、分布の均衡ある発展を統合的に計画し、人口と経済、社会、資源、環境の協調ある持続可能な発展を統合的に計画する。
出産政策調整の方法と段取りは、人口と計画出産法の規定に基づき、各省(自治区、直轄市)人民政府が現地の人口状況、計画出産事業の基礎、および政策実施リスクの状況を全面的に評価したうえで、夫婦のどちらかが一人っ子の場合、第2子の出産を認める政策の実施計画を策定し、国務院主管部門に報告し、省級人民代表大会またはその常務委員会が地方法規を改正または規定を定め、法にのっとり実施する。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年1月1日