市場調査機関のユーロモニター・インターナショナル(Euromonitor International)は、大型家電メーカーの2013年度のランキングで、中国家電大手のハイアールの販売シェアが9.7%に拡大し、5年連続で世界一の座を維持したと発表した。また、世界の大手家電のシェア部門でもアメリカブランドのフィリップスやスウェーデンブランドのエレクトロラックスを抜いて11.6%で首位に立った。パキスタンメディアが2日付で伝えた。
ハイアールは冷蔵庫や洗濯機、冷酒器などの分野においてもトップを走っている。競争がますます激化する中、ハイアールの安定した成長は広く注目を集めているが、産業アナリストたちはその背後に隠されたハイアールの成長エンジンに関心を向けている。
現在、ハイアールはインターネットユーザーの世界的な増加を背景に、ネットユーザーをターゲットにした商品戦略に力を入れ、他の世界ブランドと差別化を図っていく計画を明らかにしている。さまざまなスマート家電を開発し、スマート製品を介した多元的なコミュニケーション方式を提供することで、消費者の真のスマートライフをサポートしたいとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年1月6日