中国、外国人に最も適した勤務先に=海外メディア

中国、外国人に最も適した勤務先に=海外メディア。

タグ: 求職者,金融業界,職業生涯

発信時間: 2014-02-14 14:03:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国は長期に渡り、西側諸国の求職者を引きつける磁石となっている。統計データによると、2012年に中国大陸部で働く外国人は24万人に達し、2007年比で17%の増加率となり、かつ現在も増加を続けている。香港は金融業界にとって魅力的だが、最も外国人の間で人気が高いのは上海と北京だ。24万人のうち約半数が米国人で、20%が英国人だ。

外国人はみな、中国を好むようだ。HSBCは世界の7000人余りの外国人を対象に調査を実施し、給与待遇や海外での子育てなどに関する回答に基づき、中国を全体的に見て最も優れた勤務先と評価した(ドイツ、シンガポールを上回る)。

しかし外国人の中国に対する注目は、現地の労働市場の状況を反映していない。ヘッドハンティング会社の翰德咨詢の関係者は、「第二言語が必要な部署について、中国人経営者は海外経験を持つ中国人を雇用したがっている。外国人は人件費が高額で、また言語と文化面の障害がある」と指摘した。

しかし意欲あふれる、仕事に精通した外国人は中国で、適当なポストを見つけている。カリフォルニア出身の新卒者は、「中国での特別な経験と実務経験を得るため、私のような若い外国人は収入を犠牲にし職を求める。西側諸国と比べ、中国企業の提供する初任給は低い。しかし多くの若者は低所得により、中国で実務経験を積むチャンスを手にし、その後の職業生涯において満足できる高給を手にする」と語った。

業界関係者は、「経営者は西洋人ではなく、アジア人のマネージャーを求めるようになった。同じ技能を持つアジア人と比べ、西洋人の給与は50%も上回るからだ」と述べた。

海外で言語能力と技能を身につける中国本土の人材が増加するに伴い、外国人の求職の空間は日々狭められている。中国で経営する企業は今後数年に渡り、海外の科学技術と経験を持つ管理者の重視を続けるが、英語を母国語とする外国人の需要は激減中だ。現在の労働市場は外国人の求職者に対して、高い言語能力と中国での幅広い経験を求めている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年2月14日

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