米誌「ハリウッド・リポーター」は16日、「これは中国の夜である。中国映画はベルリン国際映画祭で3つの賞を獲得した」と中国映画のできばえを評価した。ベルリンは中国映画の「福をもたらす地」とされ、1988年、張芸謀(チャン・イーモウ)監督の「紅いコーリャン」はここで有名になり、中国を揺るがした。その26年後、中国映画はベルリン国際映画祭の「金熊賞」「銀熊賞」の8つのうち3つを持っていった。
西側の映画コメンテーターは、今回受賞した中国映画が「神秘的な東洋の要素」でなく、「世界と同様」の手段で賞を勝ち取った点に気がついた。
「ボイス・オブ・ドイツ」は、「中国映画はハリウッドの強敵になるのか」という疑問を投げかけた。また、外国メディアは中国の映画制作者は自信を持っていると分析。中国映画が見せる自信は映画事業の黄金期、ひいては世間の注目を集める中国の経済成長と密接な関係があるとの見方もある。ドイツの週刊誌「デア・シュピーゲル」は16日、中国の新世代の映画関係者はよく知っているモデルとストーリーを利用し、多元的な社会を改めて解釈していると伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年2月17日