中国では大卒者の数が年々増加して一方で働き口は減少しているため、就職競争が激化している。ドイツメディアは近日、中国の大学生の間で就職活動を有利に運ぶために「エッフェル塔のような鼻」に整形することがブームになっていると報じた。
重慶市のある美容整形外科医は、「あなたの鼻をパリのエッフェル塔のような優雅な曲線に整えます」とのうたい文句で、多くの学生を引き付けている。手術費用は7200ユーロ(約101万円)と高額だが、毎月多くの大学生が手術に訪れる。同医院の王医師は、「卒業すると、厳しい就職戦線に晒される。見た目がよければいい仕事に就ける可能性も広がる」と話す。
中国の他の都市でも、美容整形外科の門を叩く学生は増えている。北京のある大学生も「太りすぎ」を気にして美容整形外科を訪れた。「会社が重視するのは経歴ではなく見た目」と話す。
この10年間で中国の大卒者は倍増しているが、経済成長が鈍化していることで就職口は少なくなっている。こうした状況を受け、整形に踏み切る大学生が増えているのだ。中産階級の富の増加も、整形業界を後押ししており、2013年の中国の整形手術の数は40%増となり、米国、ブラジルに次ぐ世界3位となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年2月24日
![]() |
|
![]() |