中国交通運輸部の楊伝堂部長は8日10時30分、中国海上捜救センターで緊急会議を開き、一級緊急対策を始動させ、消息を絶った多くの中国人が乗ったマレーシア航空の旅客機の緊急処理チームを発足し、連絡チーム、緊急機動チーム、サービス保障チーム、情報伝達チームを設置し、直ちに各緊急対応活動を開始すると発表した。
交通運輸部の2隻の大型救助船「南海救115」と「南海救101」は午後3時52分、マレーシア航空の旅客機が消息を絶ったと思われる海域に向けて出発する。海上救助引き上げ部門の関係スタッフは、「出発地から消息を絶ったと思われる海域までの距離は約1000カイリで、救助船が昼夜兼行で向かっても2日近くかかる」と述べた。
多くのダイバーが9日、「南海救101」と合流し現場に向かうことになっている。
最も早く現場に到着する中国の救援船は中国海警3411になると見られ、中国海警指揮センターはマレーシア航空が消息を絶ったことを知ってすぐに現場と思われる海域から最も近い中国海警3411を向かわせた。9日午後に到着する予定。9日未明、記者が交通運輸部から得た情報によると、追加派遣した「海循31」は広東省茂名から三亜に向けて出航し、海事のヘリコプターと合流し探索設備を搭載し、現場と思われる海域ですぐに救援任務を実施できる準備を整えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年3月9日