5日の清明節(日本のお盆に相当)に合わせて3連休となる中国。中国観光研究院が3日に発表した都市部住民を対象にした調査結果によると、回答者の63.18%が「旅行に出かける予定」と回答し、旅行市場にとっては稼ぎ時となりそうだ。中でも最も人気なのは、近場での花見やピクニックなどの自由旅行。旅行先で人気なのは、江南地域、香港、澳門(マカオ)、台湾、日本、韓国などだ。人民日報海外版が報じた。
同調査によると、連休期間中の観光商品の高騰は見られない。旅行のタイプを見ると、最も人気なのは近場旅行で、次に香港・澳門・台湾への旅行、中国国内の別の省への旅行、海外旅行と続いた。近場の旅行商品も豊富で、お寺詣り、ピクニック、フルーツ狩り、ファミリー旅行、公園などが人気だ。また、ツアーに参加して海外旅行出かける人も増加している。
旅行のスタイルを見ると、家族や友人と自由旅行に出かける人が最も多く62.5%。ツアーに参加する人は35.74%だった。また、連休期間中、7人乗り以下の乗用車を対象に高速道路が無料開放されることもあり、回答者の11.7%が「自家用車」で出かけると答えた。