日本新華僑報網の16日の報道によると、外国人観光客の増加に対応するため、北海道のある企業は日本語のメニューを中国語など30カ国語に翻訳できるシステム「セカイメニュー」を開発した。同システムにより、観光客はスマートフォンを使ってメニューを好きな言語に翻訳できる。
北海道札幌市にあるIT企業はこのほど、スマートフォンでQRコードを読み取ると日本語メニューを翻訳して料理を注文できるシステム「セカイメニュー」を開発した。同社は、札幌市で激増している外国人向けに30カ国の言語に対応できるようにし、札幌市と小樽市の6軒の飲食店が4月9日からこのサービスを開始している。
外国人観光客が飲食店で料理を注文する際に「セカイメニュー」を使い、スマートフォンでメニューのQRコードを読み取ると、スマートフォンで設定された言語に翻訳される。同システムは中国語、英語、韓国語など欧米、アジアの国の言葉に対応している。
システムを開発した企業の責任者は、「日本は6年後に東京オリンピックを行う。札幌市も外国人観光客を迎え入れる環境を整える必要がある。このシステムが役に立つことを望んでいる」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年4月21日