オランダの調査機関モチバクションは5月7日日に報告書を発表、中国人の64%が自身を環境保護主義者だと認識していることが明らかとなった。これは欧米の倍を超える割合だ。
同調査は20カ国の消費者4万8000人を対象にインターネットを通して実施された。欧米の環境保護主義者がリベラル派であるのに対し、中国の環境保護主義者は比較的保守的で、伝統的なアジアの価値観を持ち、科学技術による環境問題解決を重視するという特徴があることが明らかとなった。
中国は世界最大のグリーンテクノロジー投資国だ。これにより中国が将来的に強い競争力を持つ国になる可能性もある。また、多国籍企業が中国の環境保護主義者を理解し、その潜在力をいかに利用していくかを考える必要がある、と報告書は述べている。
「新華網日本語版」2014年5月10日