ワールドカップブラジル大会3日目となった中国時間6月15日午前、試合終了のホイッスルが鳴り、日本代表は先制点を決めたが1対2で「アフリカゾウ」のコートジボワールに負けた。アジアチームはまだ勝利をあげていない。
初戦で負けた日本代表に内輪もめがささやかれている。ザッケローニ監督は負けたことの責任を負い、正しい方向に戻るように呼びかけた。主力の本田圭佑、ゴールキーパーの川島永嗣らは「精神を奮い立たせ、ベストの状態を出る」と示した。
初戦で3得点を目標にしていた日本代表はコートジボワールに逆転され、トーナメント進出の可能性は大幅に低くなった。MF香川真司は「夢遊」、ザッケローニ監督は「無能」と批判され、本田圭佑は孤立していると言われている。
日本代表は16日の公開練習でこの真相を説明した。代表23人を前に話した監督は、負けた責任を全て負った。
監督は、「自分たちのプレイができなかったことは残念だが、過ぎたことにこだわっても仕方ない。チームとして自信を持って、今までやってきたサッカーを必ずやろう。正しい方向に立ち戻らなければならない」と呼びかけた。
批判を受けた香川は「自虐的反省」をした。4年前、彼はトレーニングパートナーとして南アフリカ大会に行き、出場はしなかった。今回のブラジル大会では、初戦で貢献できなかったことに悔やしさを噛みしめた。
香川は「このような形では終わらせない」とし、負けの影響を調整し、次の試合で攻めていきたいと強調した。
初戦でわずか2分の間に2ゴールを決められたGK川島も次戦に自信を持っている。「死の組ではない。自信はある。次は100%の状態を出す」と述べた。
1ゴールを決めて非難を逃れた主力の本田は、メディアの「あと1回負けたら敗退」という不安に対し、「勝つことしか考えていない」と答えた。
本田は敗因について、自分たちの長所を生かし、相手側の優位を圧制することを考えすぎ、問題が生じたと分析。彼はゴールを決めたことに喜ばず、自分の過ちを何度も反省し、「同じ過ちをしてはいけない」とした。
日本と同組のライバルはギリシャとコロンビア。3日後、日本代表は同じく初戦で負けたギリシャと対戦する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年6月18日