天津南開大学の段峰准教授が率いる研究チームは7月3日、新たに開発した脳波シグナル自動車制御システムを校内に展示した。GPS、コンピュータシステム、エンジンコントロールユニットなどの装置を搭載した車の中で、研究員は14個のセンサーがついた特殊ヘルメットをつけ、人の脳活動時の脳波シグナルを読み、それをコンピュータに送り、自動車が正確にドアの開閉やバックミラーの調節をできるようにした。脳波と自動車制御システムをつないだ研究成果は国内初であり、「脳波で動く車」が登場する日は遠くないとみられる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年7月4日