サウスカロライナ州の動物園に暮らす2歳のチンパンジー2頭が映画館に連れて行かれ、人と一緒に「猿の惑星」を鑑賞した。鑑賞後、2頭は親指を立てて映画を絶賛した。7月16日付のニューヨーク・デイリーニューズが伝えた。
動物園の園長は、「2頭は2011年に猿の惑星とロード・オブ・ザ・リングを鑑賞した」と語った。猿の惑星は、猿が高度な知能を持つ生物に進化し、地球に攻め入り人類の代わりになる物語だ。鑑賞前、2頭は自分でチケットをもらい、ポップコーンと飲み物を購入した。「トランスフォーマー」を選ばなかった彼らは、自分の好みを持っているようだ。
2頭は鑑賞中、一部のシーンに恐怖を感じた。1頭は飼育員の胸に顔をうずめたが、これは正常な反応だ。同作品はPG-13指定だったからだ。動物園の関係者は、「早生まれのValiの方が賢い。Valiはロード・オブ・ザ・リングを何度も鑑賞しており、筋を追うことができる」と述べた。
同氏は、「Valiは何か嬉しいことがあった時に拍手をする。善人が登場すると拍手をし、嫌な出来事を目にすると叫び声をあげる。悪人が登場すれば、Valiは叫ぶことだろう」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年7月17日