シンガポールメディアの20日の報道によると、日本で近日、血液型と性格は科学的根拠が全くないとする研究結果が報告された。
九州大学の研究グループが血液型と性格に関する研究を行ったところ、両者は何ら関連性をもたず、「血液型が性格を決める」という説は科学的根拠がないということがわかった。
九州大学の縄田健悟講師率いる研究グループは、2004年から2005年までの間に日本人とアメリカ人1万人を対象に様々な「好き嫌い」に関するアンケート調査を実施、このデータを基に血液型が回答に影響するかどうかを分析し、その結果を日本の心理学会誌『心理学研究』で発表した。
これによると、血液型による性格の違いは殆ど確認されず、血液型によって差があったのは「子供の将来が気にかかる」などの項目だけで、その差も極僅かだったという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年7月26日