北京市公安局は7月24日、今年7回目の対テロ訓練を実施した。北京市公安局の技術専門家は、「公安部門による今年のテロ対策は、北京五輪の時よりも頻繁で、大規模なものとなっている」と指摘した。
85万人のボランティアが街頭を歩き、公安・武装警察などの部門によるパトロールに協力し、全民参与のテロ対策・安全ネットワークを構築した。
飲料水配達員、テロ対策情報員に
六十代の李建国さんは、西城月壇街道南礼士路団地の安全保障ボランティアだ。李さんは今年さらに、「テロ対策情報員」という職を兼任した。
李さんは毎朝団地内をパトロールし、異常がないかをチェックする。李さんは、「誰もが不審者とは限らないが、見知らぬ人が一日の内に複数の建物に入れば問題がある。ダイレクトメールの配達員か、鍵をこじ開けようとする人間だ。これは長年安全保障に従事しているための、職業病のようなものだ。不安な要素があり、必要な場合であれば、携帯電話で団地の党委員会書記に連絡する」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年7月28日