
科学者らは、小惑星「1950 DA」が2880年3月16日に地球を滅ぼし、人類には為す術がないと考えている。世界滅亡の予言は今に始まったことではなく、これまで何度も予言されてきた。8月20日付の英デイリー・ミラー紙は、世界滅亡の8大予言をまとめた。
1.1000年 999年、間もなく訪れるミレニアムの年に対する恐れから、カトリック教徒は間もなく世界が滅亡すると考えた。人々は家庭と職場を放棄したが、滅亡の日は訪れなかった。預言者らは、イエスの年齢の計算を間違えたため、真の滅亡の日は1033年に訪れると称したが、その年にも世界が滅亡することはなかった。
2.1524年 木星と土星が同じ直線上を移動するという稀に見る現象から、占星術師らはノアの時代の大洪水が訪れると予言した。多くの人が高い場所に避難したが、結局何も起こらなかった。
3.ノストラダムスのさまざまな予言 フランスの占星術師ノストラダムスは、多くの世界滅亡の日を予言したが、そのすべてが外れた。しかしノストラダムスの信者らは、彼が9・11テロなど多くの世界的な大事件を予言したと称している。
4.1982年秋 テレビ伝道師パット・ロバートソンは人気番組「700クラブ」の観衆に、世界が二年後に滅亡すると伝え、1982年末に最後の審判が到来すると主張した。
5.2000年 多くの否定的な論者は、ミレニアムの年にパソコンを中心とする社会が混乱し、時間を誤って1990年に戻してしまうと予言した。しかし2000年問題で特に大きな問題が生じることはなかった。
6.2011年5月21日 米国人牧師ハロルド・キャンピングは、世界が2011年5月21日に滅亡すると予言した。彼は1958年に、1994年9月6日が世界滅亡の日と予言したが、その後計算ミスがあったと称した。彼は2013年に、92歳の高齢で死亡した。信者らは彼の予言を信じ、財産をすべて手放してしまったため、彼を批判している。
7.2012年12月21日 マヤ人は2012年12月21日に世界滅亡の日が訪れると予言した。人々はマヤ暦を解読し、その最後の1日である2012年12月21日が世界滅亡の日と判断した。しかし人類はなおも地球上で生活を続けている。
8.2018−2028年 ケントン・ビショア氏は、2018−2028年に世界滅亡の日が訪れると考えている。世界聖書協会の創設者である彼は、聖書の一部の描写から、2021年頃にすべての人がこの世を去ると判断した。同氏はこれにより、多くの人がキリスト教に改宗することを願っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年8月21日
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