北京市慈善義工(ボランティア)協会のボランティア代表者が8月23−24日に一堂に会し、それぞれの経験について語り、慈善事業の印象について交流を深めた。ボランティアの、ささやかではあるが社会貢献に努めた物語は、現場のすべての人を感動させた。「小さなことから始める」は、ボランティア事業の最も適切な説明だ。
慈善は参与
北京市民の呉徳蘭さんは昨年、テレビのニュースで同協会の存在を知り、電話をし応募した。呉さんは「公益街」活動に参加し、王府井大街で交通警察の交通秩序の維持を手伝い、道案内をした。猛暑日ではあったが、呉さんの持ち場は日陰がまったくない場所だった。しかし58歳の彼女は、ボランティアを諦めようと思わなかった。仕事中に交通ルールを守ろうとしない歩行者もよくいたが、呉さんは北京人特有の活気と礼儀で丁寧に説得をした。これは相手の顔を立て、悪い行為を是正した。