北京時間9月22日、仁川アジア大会の選手用の弁当からサルモネラ菌が検出され、用意された76個がすべて廃棄処分された。韓国メディアの報道によると、アジア大会のアーチェリーの試合会場では、大会の組織委員会が期限切れの昼食を提供し、ボランティアや関係者など260人に拒否された。
仁川アジア大会では、初日に体育館で停電が発生し、聖火が消え、国旗を間違えるなどのトラブルが発生していた。しかしこれはまだ序の口に過ぎなかった。
日本メディアの報道によると、組織委員会は9月22日に、選手用の弁当の肉類からサルモネラ菌を検出した。これらの弁当は22日に射撃、フェンシング、重量挙げなどの選手用に用意された昼食で、76個のすべてが廃棄処分された。
情報によると、選手は事前に用意されたパンや牛乳などの軽食を昼食の代わりにする。しかし配付の遅れにより、一部の選手は食事をせずに会場に行かなければならない。韓国メディアも、同じような問題を取り扱っていた。情報によると、アジア大会のアーチェリーの試合会場では、大会の組織委員会が期限切れの昼食を提供し、ボランティアや関係者など260人に拒否された。
組織委員会の広報担当者によると、すでにこれまでの弁当業者との契約を解除しており、新たな業者を見つけたという。
21日の報道によると、選手村の食事がひどく、3分の1を占めるイスラム圏の選手が「イスラム料理の種類が少ない」、「味が本格的ではない」と不満を言っている。アジアオリンピック評議会(OCA)の魏紀中・終身名誉副会長は、「選手村の食事がひどいのは、組織委員会の予算面の問題だろう」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年9月24日