
多くの女性にとって、グルメは旅行の楽しみの一つだ。どの国で何を食べようかと考えるだけで、胸躍ることだろう。それでは日本を訪れた人は、どのような店を選んでいるのだろうか?日本のウェブサイト「ポーチ」は10月9日、「トラベラーズチョイス 世界のベストレストラン2014」を発表し、日本旅行では欠かせない美食の殿堂を紹介した。4時間並ばされても魅力満載の築地の店、大阪ミナミの焼肉店、離島の居酒屋などがランクインした。同ランキングは旅行情報サイト「トリップアドバイザー」の日本版が発表したもので、サイトに投稿された世界中の旅行者の口コミ評価をもとにしている。
築地市場の江戸前寿司が1位に
「日本といえば寿司」というが、今回1位に輝いたのは築地の名店「寿司大」だ。「今まで食べた寿司がにせ物に思えるくらいおいしかった」、「朝の5時から3時半も並んだけれどその価値はあった」など大満足の声が多数寄せられている。日本語だけでなく欧米や中国などから口コミが寄せられ、世界的な人気を集めた。
大阪の焼き肉が2位に、3位は東京のおしゃれなフレンチ
2位は大阪ミナミの「松阪牛焼肉 M 法善寺横丁店」。1頭単位で買い上げた松阪牛を丸々使う、松阪牛専門店だ。日本が誇るブランド牛をおいしく食べられるため、大阪を訪れる旅行者の間で人気急上昇中だ。3位は東京南青山のフランス料理店「NARISAWA」。フランスで修業した成澤由浩さんの洗練された創作料理が楽しめる人気店で、海外旅行者からも高い評価を得ている。
名古屋、京都、神戸、沖縄の店もランクイン
上位は東京の店が多いが、名古屋のひつまぶし店「あつた蓬莱軒 松坂屋店」、京都の洋食店「はふう 本店」、神戸のフレンチ「Bistrot Cafe de Paris」、沖縄石垣島のまぐろ専門居酒屋「ひとし 石敢當店」など、各地の店もランクインした。
スペインの三ツ星レストランが世界一
今回「日本のベストレストラン」と同時に、「世界のベストレストラン」も発表された。世界一に選ばれたのは、スペインの三つ星レストラン「El Celler de Can Roca」。近代美術館のような店内で、おいしいだけでなく見た目も華やかな料理が心ゆくまで楽しめ、世界中から注目を集めている。2位はイギリスの「Midsummer House」、3位はフランスの「Maison Lameloise」と、上位はヨーロッパのレストランが多くを占めたが、ニュージーランドやアメリカの店も10位以内にランクインした。
次の旅行で行ってみたい店もあったのではないだろうか。グルメは旅行の大切な要素で、今回紹介した美食の殿堂を、ぜひ次の旅の参考にしていただきたい。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年10月11日
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