コンサルティング企業のインターブランドが発表したランキングによると、アップルとグーグルが世界で最も価値あるブランドとなっている。IT情報サイトのCNETが10月9日に伝えた。
アップルは2013年にコカ・コーラを抜き、世界一のブランドになった。同社は今年も首位を維持した。グーグルもまた、世界2位を守った。両者のブランド価値は、いずれも1億ドルを超えると推算されている。上記した数値は、各ブランドの業績、顧客の購入意欲への影響力、ブランドの企業収益における重要度、商品の価値に基づき導き出された。
IT企業からは6社がトップ10入りした。IBMは4位、マイクロソフトは5位、サムスンは6位となった。アマゾンは15位、フェイスブックは29位で、インターブランドは両社が今後も浮上すると予想した。
トップ100には、初めて中国ブランド(ファーウェイ)が登場し、94位につけた。ファーウェイのアンドロイドスマホは、低価格で消費者に知られている。インターブランドは、「ファーウェイは低価格のイメージから脱却し、高級ブランドとしての新しいイメージを樹立しようとしている」と指摘した。
IDCのアナリスト、フランシスコ・ジェロニモ氏は、「ファーウェイは、中国製品の低価格・低品質のイメージを徐々に改善しており、人々にとってリーズナブルな価格、品質が保証されたブランドになっている。またファーウェイは多くの有名ブランドの携帯電話と同じ体験をもたらしており、価格も受け入れやすい」と分析した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年10月13日
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