首都空港が8日に発表したところによると、同空港の第1、第2ターミナルでこのほど、搭乗券に記載された情報による公衆Wi-Fiサービスの認証機能が開通した。中国国内の大型空港で同措置がとられるのは初めて。携帯電話の番号を入力する必要はなく、搭乗券に記載された情報のみで登録が可能で、ネット接続の手順が大きく簡素化された。北京青年報が伝えた。
利用者はモバイル端末で首都空港の公衆Wi-Fiに接続後、ブラウザで空港のWi-Fiログイン画面を開き、「搭乗券で登録」をクリック、便名、座席番号、身分証またはパスポートナンバーの下4桁を入力して「登録」をクリックし、認証が完了すれば、すぐにネットに接続することができる。同機能の開通により、中国の携帯電話番号を持たない海外の観光客も、手軽にネット接続ができるようになった。
実際に同機能を試してみたところ、搭乗券情報による登録のスピードは携帯電話のSMS(ショートメッセージ)を利用した認証よりも早く、貴重な時間を節約することができる。同機能は観光客から歓迎されており、すでに1日あたり2000人以上が利用しているという。(編集SN)
「人民網日本語版」2014年11月9日