日本の映画情報サイト「シネマトゥデイ」が12月3日に伝えたところによると、ディズニーアニメ映画の『アナと雪の女王』は力強く自立した女性像のヒロインと印象深い音楽で各年齢層から愛されている。同作は日本で大成功し、興行収入は250億円を突破し歴代3位になった。DVDや主題歌を収録したCDなどの関連商品も売上げを伸ばし、社会現象にもなっている。
『アナと雪の女王』は、姉のエルサが妹のアナの愛によって心の扉を開き、成長していく姿を描いたストーリー。これまでのディズニー映画の「自分の力で困難を克服する主人公」と異なるヒロイン像が話題になった。以前からのディズニーファンや子どもを持つ家庭だけでなく、働く女性などからも支持されている。
11月には日本国内の観客動員数が2000万人を突破し、3月に日本で公開されたが12月になっても映画館で上映されており、人気は衰えていない。
関連商品も売れ行き好調である。関係者によると、主題歌「Let It Go〜ありのままで〜」と挿入歌を収録したCDは発売から130万枚を売り上げ、かつてない大成功を収めた。7月に発売されたDVDとブルーレイのセットの売上げも300万枚を突破し、ディズニーストアでは主人公のぬいぐるみが人気である。
そのほか、約300社が文具やアクセサリーなどを販売しており、タカラトミーは2月に主人公の服を再現した子供服「アナと雪の女王おしゃれドレス」を発売した。映画公開からわずか1カ月で初回入荷分は売り切れ、12月末に20万セットが入荷される予定。
東京ディズニーランドは2015年1月13日から3月20日にかけてイベント「アナとエルサのフローズンファンタジー」を行なう。アナとエルサが園内に現れ、大盛り上がりになるに違いない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年12月6日