
中国の長い歴史の中で、位の高い人も庶民も麻雀が好きである。中国の麻雀は今では世界に羽ばたいている。
趣味性と思考性の高さで麻雀が人気に
ヴィヴィアンさんは、「最初、数人の妊婦が暇を持て余しすることがなく、麻雀をしようという話になり、好きになっていった。また、麻雀は脳を活発にし、衰えを遅くすることができる」と話す。
米紙『シカゴ・トリビューン』によると、ヴィヴィアンさんは麻雀を始めて38年になり、麻雀を打つだけでなく麻雀牌を集めることも好きである。彼女は、イリノイ州フロスムーアで麻雀を教えることも考えているという。
米麻雀連盟のラリ・アング副会長によると、麻雀は20世紀末に米国に入ってきたが、米国人はアウトドアが好きで麻雀をする時間がなく、ここ数年、再び人気が出てきた。統計によると、米国で麻雀をする20~30歳の人は約50万人で、その多くが女性である。しかし、世界的に見れば男性の方が多い。
アング副会長は、麻雀が再び人気になった理由について、趣味性と思考性が高くコミュニティ活動に適しているためだと分析した。みんなが定期的に集まるのに、麻雀は十分な理由である。
米国人の興味は高まったが人が集まらない
シカゴ北部郊外に住むキャサリンさんは、「結婚したばかりの頃に麻雀をするようになった。ここの人たちはみんな麻雀ができ、生活の一部になっている。多くの麻雀愛好家はいろいろな麻雀牌を集めることが好きで、インターネットで購入したりもしている」と話した。彼女は時々ティンリーパークに行き仲間と麻雀をし、周囲の人も楽しそうに見ているという。
フロリダ州を旅行中に麻雀を覚えた元銀行員のジェーン・ハフナーさんは、「麻雀を学ぶのはそれほど簡単ではないが、カードゲームや数字に興味がある人なら楽しめるだろう。麻雀は常に牌の変化に気をつけていなければ勝てない。このようなチャレンジ性のあるゲームは自分に合っている」と語った。
麻雀をする場所や麻雀を教える人の有無を何度も尋ねられたティンリーパーク広報担当のベリーさんは、「麻雀クラブを家に作れば、場所も教える人もいる」と話した。
「興味は高まったが、人が集まらない」と、パロスハイツ公共図書館公共サービス部門の責任者マリ・ジョンソンさんも同様の問題に直面し、手をこまねいている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年4月1日
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