日本メディアの報道によると、東京都は2020年東京五輪の会場と観光スポットを自転車で巡れるようにするため、浅草や臨海部周辺など7地区の道路に、全長200キロの「自転車推奨ルート」を設けることを発表した。
2020年3月末まで、このルート上に自転車レーンを設け、車に自転車への注意を促す「自転車ナビライン」のマークを描く。
東京都の道路管理部安全施設課によると、この自転車レーンは東京都の道路を利用するほか、国や地方都市とも連携し、国道と県道を通過可能なルートを整備することになる。これは日本初の試みだ。
自転車レーンが設置される7地区は、浅草・東京スカイツリー周辺、皇居周辺、新国立競技場周辺、葛西臨海公園周辺、臨海部周辺、大井埠頭・中央海浜公園周辺、武蔵野の森周辺。全長約200キロの自転車レーンのうち、すでに約50キロに渡りナビラインの整備が終わっている。
安全施設課の関係者は、「ゆっくり自転車をこぎ、五輪の雰囲気に浸り観光スポットを楽しめるようにするため、自転車レーンは主に幹線道路から離れた場所が選ばれた」と述べた。情報によると、自転車レーンは五輪閉幕後、都内全域に拡大される予定だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年4月24日