リスクを恐れぬ果敢な外国人、中国に魅せられる理由とは？
リスクを恐れぬ果敢な外国人、中国に魅せられる理由とは？。
タグ： 外国人,雇用機会,減少傾向
中国は磁石のように、雇用機会を求める世界各地の外国人を引き寄せている。通関サポート業者のUniGroup Worldwideが実施した調査によると、中国で職を求める外国人が近年になり減少傾向を示している。同社はハイエンド事業を展開しているため、このデータは中国で働く外国人の特徴の変化を反映していると言える。
コンサルティング会社China Sideの責任者であるシェパード氏は、「改革開放以降、中国は自国がテクノロジー、教育、社会の発展などの面で西側諸国より大きく遅れており、この差を縮めるため大股で前進する必要があると意識した。その当時、中国の発展に技術と知識を提供できる外国の人材、例えば技師、技術者、サプライチェーン管理者、品管専門家などが非常に歓迎された」と指摘した。
あるグローバル企業の取締役は、「中国のグローバル企業は約10年前、自国で活躍できなくなった外国人に強く依存していた。これはおそらく現地の人材の経験不足によるものだ。外国企業で指導力がやや劣る人でも、中国に来れば大活躍し、企業の収益を改善できた」と述べた。
しかし10年が経過し、この現象に密かに変化が生じた。外国のエリートが中国で働こうとする理由には、チャンス、給与、挑戦がある。シェパード氏は、「他にも教育事業の繁栄により、多くの外国人教師が殺到している」と指摘。この流れは中国で働く外国人の数を増やし、中国の新世代の従業員の育成の基礎を固めている。
今後中国で働く外国人はより若年化する。性格は開放的で、リスクを恐れず前進する精神を持つ。この流れにより、多くの外国人が中国における体裁の良い職を辞するが、その他の理由により中国に留まるようになる。シェパード氏は、「すでに多くの外国人が興味のために働くか、夢を実現するため酒造工場、レストラン、バーなどを経営するか、歌やショーなどの芸術活動に転じている」と述べた。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2015年5月3日
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