ソウルは中東呼吸器症候群(MERS)で韓国から姿を消した中国人客を引きつけるため、100億ウォンの広告費を投じる予定だ。ソウルが観光客誘致のために広告を強化するのは、近年ではこれが初めてだ。韓国メディア「Money Today」が29日に伝えた。
ソウルの朴元淳市長は29日、「MERSが流行し、韓国の経済発展が停滞し、中国人客が激減している。ソウルは100億ウォンの広告費を投じ、中国人客を誘致することを決定した」と表明した。
ソウルはテレビ局などのメディアで広告を出すほか、金秀賢などの韓流スターによるファン交流会やショーなど、文化活動を積極的に推進する。ソウルは金秀賢や全智賢と交渉中だ。
朴市長によると、ソウルは明洞一体の経営者と交渉し、ショッピングと宿泊の「1+1」キャンペーンを実施しようとする。これは商品を1点購入するたびに1点の商品をプレゼントし、ホテルを1泊予約するたびに1泊無料で延長されるキャンペーンだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年6月30日