家具を描く、日本でブームに

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発信時間: 2015-07-27 11:03:42 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

あなたはまだ、斬新なデザインの電気スタンドを購入し喜んでいるのではないだろうか。成金向けの紫檀製座椅子が高級品であると思っているのではないだろうか。これらの家具は日本では時代遅れになっており、自ら家具を「描く」ことが流行中だ。興味深く特徴的で、かつ環境にもやさしいため、まさに「一挙両得」だ。環球時報の記者は、日本の「家具絵画教室」を取材した。

記者が香川県三豊市在住の荻田さんの自宅を取材すると、玄関の隣にある部屋には彩り豊かな顔料、大小さまざまな絵筆、多くの作品が並べられていた。

好美さんは記者を目にすると仕事をやめ、部屋のテーブルを指さし、「この金の縁取りは私が描いたものだ。他にもルビーを描いた」と笑って言った。テーブルで咲き誇る花々も、好美さんが自ら描いたものだ。彼女は欧州の絵画の風格を好み、日本の元素と結びつけ、独自のデザインを施す。この木製テーブルは購入した当時は無地で、「画家」の創作用として販売されている。好美さんの自宅のテーブル、本棚、電気スタンド、さらにはゴミ箱も自ら描いたものだ。彼女は創作の空間を屋内から屋外に拡大しており、庭の小さな花園のベンチを作ろうとしている。

日本は人件費が高く、5000円の無地の木製テーブルに美しいデザインを施せば、少なくとも4倍の2万円で販売できる。家具メーカーは、この絵画用の家具を発売した。購入者は、参考の図案を使い自ら描くことも、自由に創作することも可能で、好評を博している。

好美さんの教え子である美智子さんは、環球時報の記者に対して、「家具を描こうと思ったのは、友人に特別なプレゼントをするためだった」と語った。彼女の初めての作品は、小型収納ケースだ。友人の誕生日前に完成させるため、彼女は「絵画教室」に毎週3回(毎回4−5時間)通い、3ヶ月をかけて完成させた。まずは自分で図案をデザインし、さらに家具に下書きをし、何度も修正した上で色を選び、着色し、乾かして完成だ。

多くの若者が家具を描き始めている。家具の図案の種類も、日増しに豊富になっている。手の込んだ欧州風の作品よりも、アニメやキャラクターものが若者の間で歓迎されており、1週間以内に完成できるものが多い。美智子さんは、「描いてみると思ったよりも時間と手間暇がかかる。我慢強さが重要だ。とても辛いが、完成すると達成感がある。これは金で買えるものではない。作品は自分の子供のようであり、人に贈るのが惜しくなるかもしれない」と笑いながら語った。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年7月27日

 

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