平壌国際空港、新ターミナルで外国製品を販売

平壌国際空港、新ターミナルで外国製品を販売。 朝鮮は7月1日、平壌国際空港の新ターミナルの竣工式を開いた。海外は朝鮮の現在唯一の国際空港に注目しており、一般的な国際空港と同じく外国製品を売っているか否かに興味を示している…

タグ: 朝鮮,平壌国際空港,ターミナル

発信時間: 2015-07-31 10:11:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

朝鮮は7月1日、平壌国際空港の新ターミナルの竣工式を開いた。海外は朝鮮の現在唯一の国際空港に注目しており、一般的な国際空港と同じく外国製品を売っているか否かに興味を示している。環球時報の記者はこのほど新ターミナルを取材し、その全貌に迫った。

平壌国際空港は平壌の市街地から北に25キロ離れている。空港の入り口に入ると、女性交通警察官が記者の車を、地上駐車場に停車させた。記者は新ターミナルに驚かされた。建築物全体は二層で、銀白色の外観とガラスの壁ですっきりしている。新ターミナルの面積は、旧ターミナルの5−6倍ほどだ。1階は到着ロビー、2階は出発ロビー。新ターミナルに入ると、地面は銀白色の大理石が基調となっていることが分かる。ターミナル内には問い合わせカウンター、市内に向かうバスの待合室、外貨両替カウンター(ユーロ、米ドル、人民元、円の4種)、商店が新設されている。商店では主に腕時計、ブランド物のバッグ、化粧品、飲み物が売られており、カフェもある。

平壌国際空港の商店に入ると、多くの外国製品が売られていた。腕時計店では、主にスイス製の腕時計、ロンジン、ティソ、シチズン、その他の外国ブランドの腕時計が売られていた。価格は数百ドルから数千ドル。店員によると、これらの腕時計は海外から直接輸入されたものであり、腕時計の購入にはパスポートや出国証明書などを提示する必要がない。化粧品店では主に朝鮮の代表的な化粧品ブランド「銀河水」、「春香」が並べられていた。他にもグッチ、アディダスなどの海外ブランドの香水もあった。

平壌国際空港の国際便は少なく、平壌―北京が中心だ。記者が新ターミナルに到着すると、間もなく北京に向かう便があった。出発ロビーでは70−80人の乗客が待っており、5−6人の外国人観光客がカフェでコーヒーを楽しんでいた。商店の客は朝鮮人が中心だった。記者は朝鮮人の客がシャツ、工芸品、バッグを選んでいるのを目にした。中国人客は空港内でのショッピングに興味がないようで、搭乗手続きを待ちながら集まって話をしていた。中に入ってから、免税店でショッピングをするつもりだったようだ。

全体的に見て、新ターミナルは旧ターミナルと比べ、面積・デザイン・設備・サービス面のすべてが優れており、平壌の新たなランドマークと呼べるほどだ。朝鮮に頻繁に出入りするという中国人は、「新ターミナルは旧ターミナルより優れており、国際空港らしい雰囲気がある。想像していたよりも素晴らしい」と話した。

朝鮮人の友人は記者に対して、「平壌国際空港は完全に朝鮮の技術・デザイン・施工によって竣工し、外国の有名な空港に引けをとらない。新ターミナルの竣工は、朝鮮の対外的なイメージの改善、観光業および航空業の発展に向け、ハード面の基礎を固めた」と述べた。

平壌国際空港は朝鮮で現在唯一の国際空港だ。朝鮮国内にはいくつかの小型空港があり、有名なのは朝鮮三池淵空港だ。同空港は両江道に位置し、朝鮮の観光名所の白頭山から近いが、少数の国内線のみとなっている。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年7月31日

 

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