
SF映画『2012』で、世界の最後は米国のイエローストーン国立公園の、地下の超大型火山の噴火によって始まる。この描写には誇張があるが、この超大型火山は確かに存在し、かつある日、何の前触れもなく噴火する可能性を否定できない。
専門家は、この噴火の威力は1980年のセント・ヘレンズ山(米ワシントン州)の1000倍に達し、米国全土さらには地球全体に恐ろしい「核の冬」をもたらすと警鐘を鳴らした。
イエローストーン国立公園の超大型火山が噴火したのは、今から64万年前だ。その後の長い年月に渡り、地下に大量のマグマが蓄積された。これは世界最大の珪質火山域だ。
ユタ大学の科学者は4月、公園の地下に別の巨大な空間があることを発見した。その中にあるマグマは、グランドキャニオン11個分に相当するという。
悪夢が現実と化せば、地下の無数のマグマ、岩石、水上機、二酸化炭素、その他の有毒ガスが瞬時にして拡散し、一瞬にして約9万人の命を奪う。公園から半径1600キロの範囲が、高さ3メートルの火山灰に覆われる。
アメリカ地質調査所(USGS)は昨年、イエローストーン国立公園の超大型火山の噴火後、米国の大半の都市が火山灰に覆われ、空の飛行と通信が完全に途絶えるが、映画のように国全体が滅びることはないと報告した。
この火山は歴史上、3回の大規模な噴火を起こしている(210万年前、130万年前、64万年前)。時間の間隔を見ると、次の爆発も間近に迫っているようだ。しかし科学者は、火山が噴火する確率は70万分の1のみで、心配する必要はないとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年8月12日
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