日本人女性にとって、XperiaやAQUOSのような防水機能を搭載したスマホは、石鹸やシャンプーのように入浴時の必需品になっている。しかし我々ならば、入浴時に携帯電話の画面に集中することはない。日本人女性のこの能力は驚異的だ。
世界的に人気の高いアップルやサムスンなどの携帯電話が防水機能を搭載していないことから、米国や欧州などの女性が日本ほど防水性を重視していないことが分かる。ソニーはチェコで、女性消費者が入浴時に携帯電話を使用できるとほのめかしたことがあるが、欧米のユーザーは入浴時に携帯電話を使うことにそれほど意欲的ではないようだ。
ソニーやパナソニックなどのスマホメーカーが防水機能を追加することには、日本人女性の切実な需要以外の理由がある。パナソニックの欧州マーケティング担当者のFlorian Sohn氏は、「スマホの故障の理由のうち、約3分の1が水だ。バスルームにいたり、雨が降った場合、携帯電話の防水機能がどれほど重要であるかが分かる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年9月2日