英国の有名なブランド価値調査機関「Brand Finance」は最新の年間報告書を発表し、各国のブランド価値を評価した。ランキングを見ると、米国が1位、中国が2位となっている。11月2日付タイムズ・オブ・インディア紙が伝えた。
同社が発表した年間報告書によると、上位5カ国の順位に変動はなかった。米国は商業活動に適した雰囲気を持ち、かつ高等教育、文化・娯楽産業が発達しており、197億ドルのブランド価値で首位に輝いた。2位から5位は中国、ドイツ、英国、日本の順。中国の国家ブランド価値は63億ドル。
フランスとインドは6・7位につけ、それぞれ1位浮上した。インドの国家ブランド価値は32%増の21億ドルに達した。この伸び率は、上位20カ国のうち最高となった。BRICSのうち、国家ブランド価値が上昇したのはインドのみ。またインドは中国に次ぐ、急速に台頭する新興国になった。
同社は世界上位100カ国の実力と価値を参考にした。世界最大の企業を評価する際に使用する「特許料減免」を採用。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年11月4日