《日本》
春節休暇の間、人民元の対円レートは変動が続いたものの、だいたい1元17円前後であった。100元は1700円に相当する。ではこの100元で日本ではどんなものが買えるだろうか。【リンゴ10個】、【寿司二人前】、【おにぎり5個に味噌汁つきの朝食】、【普通の居酒屋での2時間飲み放題】、【観光地でのイカの串焼き、大なら3本、小なら5本】、【屋台のおでん9本】、【ごはん大5杯分】、【スタバのコーヒー2杯、1杯目1000円、お替り半額】、【ラーメン2杯】、【200ミリリットルの牛乳30本】、【豚肉1700グラム】、【お台場の観覧車2回分(1回15分、700円)】、【たばこ4箱】、【フェイスマスク2袋】、【ストッキング2本】、【地下鉄18駅分】、【ユニクロの定番セーター1枚】、【無印の食器1セット】などといったところか・・・
《タイ》
タイの物価は安く、買い物のときにサイフの中を気にする必要はない。今なら1元が5.479バーツなので、100元は547.9バーツに相当する。タイでは1回の食事代が、住宅街でも駅でも空港でも30~35バーツでほぼ統一されている。100元持っていればファーストフード15人前を買うことができる。大型スーパーではステーキ肉が1キロ135バーツで売られているので4キロまでOK。メンソレータムは1個89バーツなので6個買える。
《イギリス》
イギリスは生活の質を重視する国である。店で売られているのは基本的にどれも高品質のものばかりである。しかしその値段は思ったほど高くない。コスタコーヒーではサンドイッチつきのモーニングセットが約6ポンド。牛乳を一緒に飲みたければスーパーで0.45ポンドで売られている。昼はたいていファーストフード店で済ませる。マクドナルドのビッグバーガーセットが4.99ポンド。他のファーストフード店でも5ポンド前後である。
《アメリカ》
現在、100元は15ドルに相当する。15ドルで買えるものといえば、スーパーに売っているものでは、コーラやスプライト、ファンタなどが1本0.99~2.99ドル。100元で15本の炭酸飲料が手に入る勘定だ。ミネラルウォーターでも1.99ドルなので7本まで買える。ただパンやポテトチップ、オレオ(ナビスコ)などは2~5ドルと、あまり安いとはいえないかもしれない。
《韓国》
100元は1万8926ウォンに相当する。韓国といえばキムチ。まずキムチの値段を見てみよう。韓国の大型スーパーでの相場は1袋5000ウォンで売られている。100元あれば3~4袋買えることになる。一方、肉は高い。100グラム2800ウォンする。500グラム買うには1万4000ウォンが必要だ。100元では500グラムちょっとしか買えない。整形手術の費用はどうだろう。二重まぶたと鼻を高くする手術がそれぞれ80万ウォンと230万ウォン。元に直すと5000元と1万2100元ほどになる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年2月29日