私たちの100年後の生活はどう変わっているだろうか?《未来生活スマートシングス報告》がその輝かしい未来図を描いてくれている。報告書を作成した空間芸術家や未来建築家、都市設計者たちは、将来のさまざまな設計を、いずれも人口増加やその膨大な人口をどう配置していくかという観点から考えているという。
カーボンナノチューブとナノダイヤモンドという建築材料を用いることで現代の摩天楼より高いビルが手軽に作れるようになる。しかも地価25階も可能となる。
未来の部屋の壁やフロア、天井板にはいずれもLED灯によって自分の好きなさまざまな色やデザインにすることができる。また台所はパソコンプリンターがコンロに取って代わる。食べたいものを入力するだけで、テーブルの上に豪華なメニューが並ぶ。
2116年には病気になっても病院にいく必要はなくなる。自宅のロボット医師が見てくれるからだ。
ホログラム技術が広い範囲で実用化されることで現場にで出かけることなくさまざまな活動にも参加できる。移動はもはや車ではなくて皆プライベートジェットである。そしたら空中が渋滞するって!? いや心配ご無用である。地球上が混雑し出したら月や火星に静かさを探しにいけばいい。こうした空想は今はまだSF映画の中だけの話だが、技術進歩が急速に進めば、今日の夢は明日にも明日にも実現するかもしれない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年3月6日