上海ディズニーランドの入場料が、人々の話題となっている。先週の試験営業開始後、入場料が高いと批判された。ラジオ放送「中国之声」の「全球華語広播網」が伝えた。
メディアは、3人家族の日帰り旅行の予算は最低でも2600元で、1泊2日ならば6000元になると見積もった。これは確かに大きな負担だ。
しかしディズニーランドは誕生当初より、テーマパークの入場料高額時代の幕を開けたと称された。「高額」により来場者を少なくすることで、高品質の体験を保証するという観点もある。
ネットユーザーの3割以上は、高額の入場料により上海ディズニーの観光を見送ることはないとした。高額の入場料で来場者が減少し、より良い体験を楽しみ、高品質のサービスを受けられるからだ。下記はネットユーザーのコメント。
「安すぎれば混雑し、金を払ってバカを見ることになる。入場料というハードルで、すべての来場者の理想的な体験を保証するべきだ。ディズニーランドは公衆便所ではない」
「料金は確かに高いようだが、その料金だけで楽しめ、価値があるならば仕方がない。行く人も心の備えをしているはずだ」
またネットユーザーの約6割は、入場料が高すぎれば行くのを諦めるとしている。
「この料金は私には高すぎる、行くことはないだろう」
「高級品と同じく、選択する権利は私たちにある。プラダの商品を購入しなくても、ディズニーランドに行かなくてもいい。生活必需品ではないからだ」
「この料金の価値はない。高額の料金で入場者数を制限するというが、料金を吊り上げることで入場者に負担を強いるのではなく、別の手段もあるはずだ」
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年5月16日