QRコードを読み取るとゴミ箱の蓋が自動で開き、分別して捨てることができる。北京市市政市容管理委員会によると、北京市は年内に市内1000以上の住宅地に3000個のスマートゴミ箱を設置することがわかった。
13日午後、記者は西城区の玉廊東園小区で「インターネット+」技術を用いたスマートゴミ箱を目にした。このゴミ箱は生ゴミとその他のゴミの2種類に分かれており、箱の中央にセンサーがある。それぞれのQRコードがついたゴミ袋が住民に配られ、捨てる際はゴミ袋についているQRコードを読み取ると捨てる方のゴミ箱が自動で開く。ゴミを入れると、ゴミ箱がその重さを計り、データをクラウドの管理システムに転送する。各家庭のゴミ分類状況はシステムに記録され、数をもとにポイントに換算され、ポイントの高い住民は景品と交換することができる。
そのほか、リサイクルゴミはWechatの公式アカウント「e回収」を通して回収スタッフに取りに来てもらえる。取引は全てインターネットを通じて行い、現金取引をする必要はない。住民が廃品を売って得た代金はポイント換算され、消費したり現金として使用することができる。
2016年上半期の生ゴミの回収量は前年同期比で2000トン増加。また、年内に1000以上の住宅地に3000個のスマートゴミ箱を設置し、ゴミの分類処理とリサイクルの同時発展を目指す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年7月14日