海外メディアによると、ポケモンGoの流行が全米に拡大するに従い、様々な懸念が生じている。たとえば米国国家安全委員会は、タクシー運転中の運転手に対し遊戯禁止を厳しく要求している。歩行者が歩きながら遊ぶ際、周囲の交通状況に注意することも呼び掛けている。
米参議院のエア・フランケン議員は、ミネソタ州の民主党議員である。同氏は火曜日、Niantic社(ポケモンGoの開発企業)のジョン・ハンクCEOにあてたメールで、「貴社がユーザーの同意のない状況で不必要にユーザーのプライバシー情報を収集、使用、共有することに対し、非常に懸念している」と記した。
フランケン議員は、最近の報道とポケモンGoのプライバシーポリシーに基づき、Niantic社はユーザーを通じて大量の個人情報を収集しているようだと記している。この情報は一般的な個人情報だけでなく、ユーザーの具体的所在地やデバイスのデータも含まれる。「Niantic社は、ユーザーがゲームからログアウトしない限り、大量のユーザー情報にアクセスできる。そしてその多くが子供たちだ」。