神奈川県の障害者施設で26日未明、元職員が刃物を持って押し入り襲いかかった。少なくとも19人が死亡し、25人が負傷。うち20人は重傷。
この15年間で日本で起きた、重大襲撃事件に関するニュースは次の通り。
・10人以上が死亡した事件
2001年9月1日、東京都歌舞伎町の商業ビルでガス爆発と火災が発生し、44人が死亡した。この事件は放火が疑われているが、現在も不明。
2008年1月1日、大阪市浪速区のビデオ店で放火事件が発生し、15人が死亡した。
・公共施設をターゲットとする事件
2001年6月8日、刃物を持った男が大阪府池田市の小学校に押し入り、教員・生徒26人を切りつけた。うち生徒8人は治療の甲斐なく死亡した。
2007年12月14日、長崎県佐世保市の男が散弾銃を持ちフィットネスクラブに押し入った。2人が死亡し、6人が負傷した。
・職場をターゲットとする事件
2010年6月22日、元従業員が車で広島県広島市のマツダ工場に侵入し、故意に衝突した。1人が死亡し、10人が負傷した。
・その他の多くの死傷者が出た襲撃事件
2004年8月2日、兵庫県加古川市の無職の男が、刃物で家族ら7人を殺害した。
2004年9月18日、福岡県大牟田市の一家3人と1人の友人が、暴力団員によって殺害された。
2005年2月27日、岐阜県中津川市の市職員の男が、家族5人を殺害した。
2008年6月8日、男が車に乗り東京都秋葉原の人混みに突入し、刃物で歩行者を刺した。7人が死亡し、10人が負傷した。
2013年7月21日、山口県周南市金峰村で連続殺人放火事件が発生した。警察は火災現場で5人の遺体を発見した。司法解剖によると、死者は頭部を鈍器で殴られ即死していた。警察はその後、容疑者を逮捕した。
2015年3月9日、兵庫県洲本市の男が住宅2軒に押し入り、5人を刺殺した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年7月27日