スマホゲーム「ポケモンGO」のポケモンが、東京電力の原発敷地内に出現することから、東電は開発会社にこの設定を解除するよう書面で求めた。日本メディアが伝えた。
東電によると、福島第1、福島第2、柏崎刈羽の3原発の敷地内で調査したところ、いずれかの原発でポケモンが表示されることが判明した。プレイヤーの進入を防止するため、東電は「どこで表示されたかは明らかにできない」と説明している。また東電は3原発の作業員に対して、敷地内でプレイしないよう求めている。
米国でもプレイヤーがポケモンを捕まえようと原発敷地内に入るケースがあったため、日本の原子力規制委員会は全国の電力会社に対して、原発周辺の安全対策を強化するよう求めている。
日本各地もポケモンGOに反応を示している。福島県の内堀雅雄知事は25日の記者会見で、「一般人がゲームで原発や避難区域に入れば、好ましくない。県は注意喚起の方法を検討中だ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年7月28日