『2016中国レッドツーリズム報告』がこのほど、発表された。『報告』によると、西安市と延安市が十大紅色人気スポットに選ばれ、40歳以下の若い観光客が全体の72%を占め、レッドツーリズム(赤色革命ゆかりの地への旅)の主力となっていることがわかった。
2016年1~7月までの国内のレッドツーリズム地の観光客数は前年同期の2.59倍になった。『報告』によると、レッドツーリズムの観光都市人気トップ10は上位から順に北京、南京、井岡山、延安、上海、湘潭、武漢、遵義、西安、重慶。
中でも、西安市の西安事変記念館と革命公園、延安市の革命記念館と棗園革命旧跡、北京市の天安門毛沢東記念堂と中国人民革命軍事博物館、南京市の中山陵と大虐殺記念館、井岡山市の革命烈士陵園と毛沢東旧居などは、歴史を振り返り烈士を偲ぶスポットとして人気がある。
また注目すべき点は、レッドツーリズムに参加する20歳以下の青少年が前年より増えていることである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年8月5日