1~7月までの北京の大気、「1級優良日」が倍増 重度汚染日が3日減少

1~7月までの北京の大気、「1級優良日」が倍増 重度汚染日が3日減少。

タグ: 北京 大気 汚染

発信時間: 2016-08-14 09:23:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

北京では今年1~7月までに、大気状況が標準的な日が118日あり、昨年同期と比べて109日増加した。そのうち「1級優良日」は46日と倍増した。重度汚染日は14日だが、前年同期比で3日減少している。

北京晨報が北京市環境保護監視センターに取材したところ、今年1~7月末までの北京のPM2.5累計濃度は立方平米あたり65マイクログラム。前年同期比で13.3%減少した。二酸化硫黄、二酸化窒素、PM10の累計濃度はそれぞれ同12マイクログラム、42マイクログラム、85マイクログラムで、前年同期比でそれぞれ25.0%、12.5%、17.5%減少した。

環境保護部門によると、本年度の北京市の空気浄化行動計画は順調に進んでいるという。今年は豊台、房山、通州、大興の「南部4区」を重点としており、400村だった無石炭化の取り組みを2016年度には463村以上で行う予定だ。第一弾として農村部400村を石炭燃料から電化に変える取り組みが6月初頭までに始まっており、累計412村で取り組みが進む。第二弾として51村が今月に実施される予定だ。北京市では7月末までに、古いエンジン車20.9万台が排除され、本年度の目標を前倒しで達成している。自動車保有量が増加を続ける中、北京市の自動車による排気量は徐々に減少している。今年の北京市は都市と郊外の結節点の浄化を重視しており、非首都機能の緩和を推し進めている。現在、汚染を出す企業174社を排除しており、年末までに南部4区の汚染企業2500社を優先的に排除する予定だ。同時に2016年度「環境保護のための技術改革プロジェクト100」のうち96プロジェクトが実施されており、そのうち47プロジェクトが完成している。これらにより、揮発性有機物排気ガスは1500トン以上減少した。

北京市環境保護監視センターのシニアエンジニアである孫峰氏は、気候予測も合わせながら総合的に分析すると、今年の秋と冬にかけて、北京地域の平均気温は高くなる可能性が高いとする。このような気候は大気改善が難しく、2016年度の冬は大気の質はあまり良くないと予想される。しかし2015年と比べれば汚染は少なく、重度の大気汚染日は少なくなると分析する。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年8月14日

 

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