黒竜江省林業庁は23日、同省東寧林業局が設置した赤外線カメラがアムールヒョウの画像を撮影したと発表した。専門家が確認したところ、中ロ両国のデータバンクにまだこのアムールヒョウに関する記録は残っていない。
アムールヒョウはシベリアヒョウとも呼ばれ、絶滅の危機に瀕する大型のネコ科動物で、主にロシア極東地区、中国東北地方、朝鮮北部に分布している。地球上で最も絶滅の可能性が高いネコ科動物の1つとされ、野生のアムールトラより絶滅の危機があり、世界に70頭以下しかいない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年8月25日