「双十一」を発案した天猫商城(T-mall)の「戦備」状況が注目を集めている。天猫はこのほど、香港で今年の「双十一」プランをスタートし、アリババグループの張勇最高経営責任者(CEO)は国際化とイノベーションを際立たせると述べた。その特徴は以下の通り。
「世界から買う+世界に売る」。世界の9万8000の業者、1000万以上の良品を繋ぎ、消費者は世界での買い物を楽しみ、業者は楽に「世界に売る」ことができる。
「オンライン+オフライン」。天猫でオンラインとオフラインをリンクさせている店舗は100万店に上る。蘇寧、銀泰、TCL、ユニクロ、ソフィア、GAPなど国内外の数千メーカーもそうである。
「ビッグデータ+カスタマイズ」。ビッグデータを通し、検索、ニュースソース、欲しい物リストなどの情報を基にそれぞれに合った情報を提供する。
「娯楽+買い物」。世界初のバーチャルリアリティ(VR)ショッピングモール「Buy+頻道」を開設。視線を移すだけでショッピング、注文、支払いが全てできる。
また、京東商城(JD.com)は「双十一」プランとして、「良品低価」「究極のサービス」「スマート体験」のスローガンを発表した。今年は10万以上のブランドが京東の「双十一」に参加する。うち、人気商品は70%、新商品は50%を超える。11月11日、北京、上海、広州などの京東の倉庫は輸送速度を上げ、一部の消費者は夜中に注文した商品を午前に受け取ることができる。また、無人配送車も初めて試験的に使用される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年11月7日