
ロシースカヤ・ガゼータ(電子版)によると、ロシア・カルーガ州のロケット師団が、新型ロボットによる戦略ミサイル兵固定施設の保護に関する試験に成功した。ロボットは将来的に量産化され、地下核施設の警戒に当たる。参考消息網が伝えた。
この機密施設をテロリストの攻撃から守るため、開発者はロボット警備兵に光電デバイス、現代化小型武器、榴弾砲を搭載している。ロボットは固定もしくは移動する標的を偵察・発見・破壊し、部隊を火力で支援し、ミサイルやその他の重要目標を保護することができる。このロボットは自動・半自動で敵に照準を合わせ、追跡し、撃退することができる。
このロボットはロシアの国境地帯を守る移動式ミサイルを保護するため開発された。試験を行ったミサイル師団の関係者によると、ロボットは操縦士の指示に従い400メートル離れた扇形のエリアに射撃を行った。ミサイルの陣地が襲撃されれば、自動的に撤退できる。またロボットの高い射撃精度も実践により検証中だ。
ロシアメディアによると、ロシアの戦略ミサイル部隊は、テロ対策の訓練を続けている。ロボット防御システムはこれらの訓練で、重要な地位を占めている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年11月15日
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