半月前のニュージーランド地震の際、中国大使館は飛行機をチャーターして中国人観光客を迅速に退去させたことが世界を驚かせた。先日イスラエルで山火事があったが、今度も中国大使館は驚くべき速度で、中国人留学生を危険地帯から避難させた。あるネットユーザーは「まだ親戚や友人に頼っているのか。こっちはもう大使館に助けられた」とコメントしている。
イスラエルの山火事、中国大使館が自国民を避難させる
先日、イスラエルで大規模な山火事が発生した。北部にある都市、ハイファでの被害が最も甚大で、24日には緊急態勢に入った。この日の午後、多くのイスラエル人学生が荷物を抱えて家に戻った。多くの外国人留学生は親戚や友人に頼ることになった。この時、中国大使館が立ち上がった。
在イスラエル中国大使館はただちに1級応急措置体制に入り、大使館ウェブサイトとウィチャットを通じて災害情報を発表した。同時に、災害地域内の中国国民の状況を把握した。その後大使館は、ハイファ大学やハイファ理工大学で大量の中国人留学生が困難に陥っており、支援を求めていることを確認した。
ハイファ大学の中国人留学生は、「全ての中国人留学生に直ちに伝えるようにと大使館は言いました。大使館はテルアビブ・ヤフォまで避難させる、宿泊や食料も用意しておく、と」と述べる。
その後、大使館は2つの大学と連携した上で、ハイファへ人員を派遣した。現場の留学生を気遣うと同時に、組織だった避難に取り組んだ。当日、150名以上の留学生を中部都市であるテルアビブ・ヤフォまで安全に避難させた。その中には2名の香港学生と1名の台湾人学生も含まれていた。