中国人学生の海外留学、年間126万人に 世界の留学生の4人に1人

中国人学生の海外留学、年間126万人に 世界の留学生の4人に1人。

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発信時間: 2016-12-14 16:05:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国国際人才青書「中国留学発展報告(2016)」によると、中国は2015年度、海外への留学生の最も多い国となった。

同報告によると、中国の海外への留学生は2015年度、126万人に達し、世界の国際留学生総数の約25%を占めた。国際留学生4人のうち1人は中国人留学生という計算となる。中国に来る留学生の総数は39万7600人で、世界の国際留学生総数の約8%だった。

米国に目を向けると、2015年、米国に留学する留学生総数は120万人で、世界の国際留学生総数の24%を占めた。また2014年から2015年にかけての学年の米国からの海外留学生総数は32万人前後で、世界の国際留学生総数の6%を占めた。

報告書を作成したシンクタンク「中国グローバル化研究センター」(CCG)の調査によると、中国は2015年までに、米国・カナダ・英国・豪州など英語圏の国最大の留学生送出国となり、また日本・韓国・シンガポールなど漢語文化圏の国最大の留学生送出国となっている。統計によると、米国とカナダの両国への留学生総数に占める中国人留学生の数はいずれも30%を超えている。

CCG秘書長(事務局長)の苗緑氏によると、日本や韓国、シンガポールを代表とする漢語の影響範囲にある国でも、中国人留学生は人数で最多の留学生グループを形成している。韓国を例に取ると、2015年に韓国に留学した中国人学生は韓国の留学生総数の62%を占めた。

報告によると、留学費用を担う主体から見ると、2015年、中国の国家と機関の公費で留学した人員は4万1900人、自費で留学した人員は48万1800人で、同年の自費留学生の比率は92%に達した。この比率は2001年から89%以上を保ち続け、最近5年では92%を上回り、中国では留学はますます庶民に身近な存在となっている。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年12月14日

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