中国国家観光局(以下「同局」)が2日に発表した情報によると、中国の2017年元旦連休中の観光客数は延べ1億2000万人に、観光収入は計679億元に達した。
同局によると、今年は3連休となり、高速道路が無料化されなかったことから、連休中は依然として短距離・中距離観光が中心となった。うち中短距離は延べ1億1200万人、中長距離は700万人。レジャー、農村・近郊旅行の人気が高かった。
鉄道・民間航空部門の統計データによると、先月31日から今月2日まで、全国の鉄道は延べ2672万7000人の乗客を送り出し、461本を増便した。全国民間航空部門は延べ260万人を送り出したとみられる。
華東・華北地区は連休中、広い範囲の深刻な煙霧に見舞われた。航空便や高速鉄道などの主要交通手段が影響を受けた。同局の責任者は、各地の市民が依然として旅行に積極的だったと強調。各地の旅行商品は十分に供給されており、短距離・長距離・海外旅行など選択肢が豊富だった。全国の観光市場の規模が拡大を続け、旅行者数が増加を続けた。