旧暦の新年が近づき「レンタル彼女」が好評を博している。北京青年報がサイトを検索したところ、掲示板に関連情報が掲載されていた。
ある掲示板では、17日だけでも21の関連スレッドが立った。うち一般的な募集情報のほか、自分をレンタルしますという内容もあった。日当は100元から3000元。
江蘇省出身の陳さんは卒業後、他省に残り就職した。今年は彼女をレンタルして帰省しようとしている「卒業したばかりだが、家族がうるさく催促する」陳さんは同僚から勧められ、ネット上で募集情報を出した。陳さんは日当2000元、年越し前後の3−5日間を予定している。陳さんは記者に「彼女をレンタルするのは両親を喜ばせるためだ。年越しで親戚や友人に会ってもらい、家事を手伝ってくれればいい」と話した。両親にレンタルした彼女であることが見破られる可能性については「連れて帰る前に面接をする。両親と会う時のセリフを用意し、話を合わせやすくする」と述べた。
募集情報を掲載してからすでに十数人が陳さんに連絡したが、まだ適切な人は見つかっていないという。「具体的な条件はなく、普通ならばいい」
劉欧さん(仮名)は日当100元で自分をレンタルしている。「お金が不足しているのではなく、レンタルを旅行代わりとし、変わった経験により人生に深みをつけたい」劉さんは情理をわきまえている女性に自分をレンタルしようとしている。「楽しい年越しにしたい。事前に会い、話を合わせられるようにする」多くのネットユーザーはこのような行為に反対している。両親を騙す非道徳的な行為であり、公序良俗に違反しているというのだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年1月24日