中国のスパコンは天下無敵で、2013年に公開された天河2号は33.86ペタフロップスの浮動小数点演算性能で、世界最速のスパコンになった。
天河1号をベースとする、中国次世代100京級スパコン「天河3号」の開発が、すでに始まっている。
国家スパコン天津センター長の劉光明氏によると、中国次世代100京級スパコンの試作機の開発がすでに始まっており、年末から来年の年初にかけ完成する見通しだ。
劉氏はまた、国防科技大学と業務提携中と強調した。計画によると、天河3号の浮動小数点演算性能は10の18乗となり、現在の天河1号の200倍に達する。
スパコンは使われず放置されている時間が長いという説があるが、劉氏は「当センターに設置されている中国初のペタフロップス級スパコン・天河1号のオンライン業務量は、1日平均で1400件以上に達し、過飽和の作業状態にある。これは欧米の国家級スパコンセンターでも到達しがたい業務量だ」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年2月18日